夫の仕事はトリマー?

暑くなってきたのでノーマンの毛を刈ることに。
ノーマンはひつじだけど、ペットだから特別扱い。
毛刈り職人に乱暴にされるとかわいそうだからトリマーの夫に刈ってもらおう。
本との職業は農家だけれど。

さっぱりしたところでミルクをもらうノーマン。
まるで別人。


キネシオロジーって効果てきめん


ウエリントン Wellington 行ってきたよ。
目的は8歳息子の皮膚の湿疹があまりにひどいから、キネシオロジーっていうテクニックで診てもらうために。
そう、結構遠いよ、飛行機で1時間かかる。
予約がとりにくくて1か月半も待って、ようやく診てもらえてほっとしたわ。

先生によると息子のからだは強いストレスを受けているらしい。
ストレスっていってもイライラとか、腹が立つとかじゃなくてからだが欲してないものが体内に大量にあるらしい。
特に脳と肝臓に。

「彼の行動について教えて下さい。困った行動をすることはありませんか?」って。

私はその質問にビックリ。
「はい、怒りのコントロールが出来ない子で、1日5回くらい激しく泣きます」って正直に答えたわ。その時はじめてもう8歳にもなるのにこれはおかしいのかも?と疑問に思った。

内臓にも機能していない部分があるらしく、肉や油ものを食べるとひどい湿疹がでるのも肝臓が機能していないから。肉や脂に不耐症はないとのことで、健康になれば食べられるでしょうって。
一安心。

先生は筋肉反射テストをしてこれらをみつけてくれた。
からくりは私には上手く説明できないからgoogleしてみて。

さてと、からだが欲してないものってなにかというと、
一つは牧場で使ってる除草剤。
もう一つは食べ物、アレルギーではなくて不耐症 (消化ができない)の食物。
小麦、砂糖、乳製品、大豆と大豆の仲間、他にもこまごまとある。

「これらを除去してください」って。

除去してって、食べ物はともかく除草剤まで除去したら牧場中雑草だらけで動物が食べるものがなくなるやん???
もしかしてこれが環境ホルモン問題ってこと?
からだの外のホルモンに自分のからだのホルモンが惑わされてるってことやん。

えらいこっちゃ。

「これからはオーガニックファームが熱い!」みたいな話までされたわ。

今後のことを真剣に考えなあかんわ。

とりあえず除去食をきちっとして、処方されたサプリメントで解毒と足りないものを補うことを1か月ちょっとの間することになった。

今日で3日目。

うそみたいやけど、息子の皮膚の湿疹は落ち着いてきて、何か月ぶりか位に夜通し寝てくれるし、なんとこの3日間一度も泣いてないし、行動が別人みたい。

除去食大変やけど、こんなに素晴らしい結果がでるならがんばれそうやわ。

ウエリントン市内観光もしてきた。

Te Papa ミュージアム


ケーブルカーに乗ってバラ園へ。

 街の壁にアート。
こっちは魚の絵。





今年も終わり

まもなく小学校の年度末。6週間の夏休みに入る。
休みの3週間前に成績表をもらってるから、それからというものは学校にはいくけど勉強はしていないみたい。
夏休みに入るその日から、先生も職員も休みに入る。
だから、ここ3週間は掃除、整理、整頓、来年のクラス発表も終わってるから来年の教室の準備をみんなでする。

その他にも年度末のショーに向けてグループごとに練習をしたりもする。
プールで丸一日過ごす日もある。
ちょっと乱暴だなあって気さえするけど、生徒がいてははかどらないこともあるんやろう。

さて、今年のショーはLip Sync Show
口パクでいかに面白いことを表現できるかを競う。
一番小さい子は小学校に入りたての5歳。
上は先生まで。
オーディションに合格した人、グループだけが出場できるショー。
思いっきり笑わせてもらった。








審査員による結果発表のとき。

ニュージーランドではいろんな家の庭を訪問できるイベントがある

登録された家の庭を訪問できるおもしろいイベント。
チケットを買って地図をもらい、興味のある家の庭を訪問する。
どの庭も手入れが行き届いていて素敵。


 とくに私が興味があるのは、
え!?
これが個人の庭!?っていうくらい大規模のブッシュウォークが出来るような庭。
だから訪問する庭を選ぶときには、なるべく田舎にあって”広大な庭”などの説明書きがあることを確かめて訪問する。


個人の所有とは思えない広さ。


もちろん花もきれいよ〜。


これ階段、







お天気にも恵まれて二日間のイベントを満喫!

農家が忙しい時

牧場は忙しい。
この季節。
こひつじが親と離されて、34kg以上のこひつじは肉屋に送られた。
ほっとする間もなく、
今度は親ひつじの毛刈り。
毛刈り自体は毛刈り職人が来てやってくれるものの、お尻のまわりの毛は前もって刈っておかなければいけない。
どこの毛でも毛は毛やんか、全部まとめて刈ってくれといいたいところだけどそうもいかない。
背中の毛に糞がつくと綺麗な白い毛が糞で染まってしまう。洗ってもとれないらしく、毛の価値がさがってしまう。
2000頭のひつじのお尻をきれいにして、毛刈り職人が来る日に備えた。

2日間に渡るひつじの毛刈りが終わってほっとしたものの、仕事はまだある。
全頭健康チェックをして、お尻に殺虫剤をかけてハエが卵を産み付けないようにして、もといた牧草地に連れて帰る。

こんなに殺虫剤ばらまいて、その肉を食べてていいのかな?と思うことがある。
ハエが嫌がる殺虫剤なら人間だっていやだろうに。

とにかく仕事はここで一息つけそう。
牧場で写真をとらなかったので家の写真でも披露しよう。
芝刈りをしてないから伸び放題。
食べ放題の草にノーマンは嬉しそう。




今日からひとり立ちするこひつじ

こひつじたちが親離れをする日。
ひつじの人生の一大イベント。
ひつじの羊生か?

8月から約4か月、毎日お母さんひつじからお乳をもらって大きくなってきたこひつじたち。

もう十分おおきくなったから一人で生きて行ってください。
その分やせ細ってしまったお母さんひつじを休ませてあげてね。
また来年こひつじを産まないといけないし。

この時期は毎年特別忙しい。
朝6時に作業開始。
家か20分ほど離れたところでの作業だから今朝は4時半起き。

まずはまだ親子で一緒にいるひつじを集めてきて、
親は親、
子は子でのグループに分ける。


ひつじ達を集めてくる段階で、すでにはぐれてしまったお母さんひつじとこひつじ。
メーメー呼んで探し合ってる。



こひつじの体重を測って34kg以上あるもの、ないもののグループに分ける。
34kg以上のは明日トラックで肉屋に運ばれていくことになってる。


体重測定待ちのこひつじたち。
お母さんひつじと離されて不安そう。

34kg以上の約500頭が選別されて、めでたく(?)肉屋行き決定!


当日の朝トラックが迎えに来る前に、お尻のまわりの毛刈りをしてこひつじを肉屋に送る。
毛に糞がついたひつじを送る訳にはいかないので。


さて34kg以下のこひつじはしばらく牧場に残って、次回の選別で規定体重に達し、めでたく肉屋いきのグループに選別されるように食べまくる。

まあ、ひつじにはそんな目標みたいなものはないと思うけど。