ニュージーランドの牧場では子ひつじのシーズン

子ひつじが産まれる予定日まであと3日。
約3000頭のひつじそれぞれから平均ふたごが産まれる。たまに1頭、3頭の場合もあり。
なので6000頭の子ひつじがうまれる予定。
そこらへんこひつじだらけになり、とてもかわいらしい光景。



産まれて数週間のひつじの耳に家紋をつけているとこ

ニュージーランド 降雨量と農業


ここ数年のニュージーランドの夏の干ばつは半端じゃなかった。
緑のはずの牧場が茶色になったのは2年前の夏。
去年の夏はそれほどではなかったものの、緑といえるには程遠い、全体に茶色い夏。
もちろん冬になると雨は降るけれど、今度は日差しが少ないので草は育たない。
水位も下がっているので不安は尽きないけれど、干し草を駆使しながら何とか家畜の健康を保ち、体重を増やせる草の量を保っている。
今年の夏こそはたくさん雨がふってほしいなあ。

ニュージーランド南島の南カンタベリー地方のことが新聞に出ていた。
骨骨しい羊の写真をみて、この地方の農家の苦労を思った。
南島では牛だけでなくひつじにも干し草をあたえる。
それだけ草が少ないということ。
牧草が雪にうめつくされる冬は特に苦労する。
その時期に食べられるものは干し草だけだから。
この地方でも2年続きで夏の降雨量が少なく、それに加えて今年の1月から今までまとまった雨がふっておらず、ましてや気温の低い、雪のつもる南島でどうやって家畜の草をやりくりするのか、頭を悩ませているにちがいないと、とても痛々しく思った。



ニュージーランド産牛肉 アンガスビーフ

牛は寄ってくる。私たちに興味深々だから。特にこの季節は毎朝牛たちに干し草をあげていることもあり、さらにフレンドリー。あ、人間が来た来た、干し草をもらおう、ってところ。
私たちはドライストックといって、肉用のひつじ、牛の飼育をしているから、どの牛もがっちりとした肉付き。
乳牛との見分け方のポイントはここ。はからだ全体、特に肩と背骨のあたりががっちりしているか、ほっそりしているか。
乳牛はほっそりしていておっぱいが大きい。

この写真の牛たちは2歳でまだ小さめだけど、今年の12月ごろには体重500kgほどになり売られて行く予定。



ニュージーランド北島でスキー Mt.Ruapehu 

行ってきたよ。
子供たちには初めてのスキー。
家から2時間だから日帰りもできるけど、今回は泊りで。
子供ってこんなにすぐにできるようになるのか、と感心。