朝7時ちょうどにひつじの毛刈りは始まった

今日も
ひつじの毛刈りはつづく。
いつも思うことは、誰も遅刻してこないなってこと。
当たり前のことのようだけれど、仕事に関してでも適当なところがあるニュージーランド人だから普通のことをしてくれたら素晴らしいことのように感じるときがある。
とにかく、ひつじの毛刈りに関しては時間にきっちりしてる。

それにしても迫力がある。ひとりひとりもそうだけど、チームとしての気合いみたいなものも感じられる。
友達を連れて学校から帰ってきた子供たちが皆で毛刈りを見に行った。
うちの子たちは慣れているものの、友達はずいぶん尻込みしていた。
気持ちはわかる。この迫力、爆音、それと職人の入れ墨も?
入れ墨がないと、毛刈り職人とラグビー選手にはなれないのか?っていうくらい、いれずみ率が高い。70〜80%くらいかな。

今日も昨日と同様、きれいに刈ってもらい、更にスピードも速いプロ中のプロの職人たち。
2日目の今日、時間どおりの5時に一旦バリカンを止め、残ったひつじの数を確認するとたったの150頭。4人で刈ってしまえば30分弱。
さあ片づけてしまおう、となるのかと思いきや、明日やります、と帰ってしまった。
やっぱりこの鉄人たちでもしんどいのか。
残ったひつじたちはすでに一日半も飲まず食わずだから早く牧場に帰してあげたかったのに。

さっぱりしたひつじたちは、やっぱりちょっとヤギっぽい。